どうも「ぽいかつ」です。
今回はQRコード決済サービス「PayPay(ペイペイ)」の危険性と最も安全に利用する方法についてまとめてみました。
目次
PayPay(ペイペイ)の危険性
1)クレジットカード不正利用の危険性
PayPay(ペイペイ)の最大の危険性はクレカ情報を不正利用されるリスクがあることです。
2018年12月12日あたりからSNS上で「PayPay経由でクレジットカードが不正利用された」「80万円不正利用された」など、多数のクレカ不正利用被害の報告が上がっています。
実際のところ、PayPayからクレカ情報が流出したのではなく、よそから流出したクレジットカード情報をPayPay(ペイペイ)に登録されて使われたというのが正解だと思います。
PayPay(ペイペイ)ではクレジットカードを登録する際に、3Dセキュア認証や2段階認証というものがありません。
そのため「クレジットカード番号」「有効期限」「セキュリティコード」さえわかれば誰のクレジットカードでも登録できてしまう可能性があります。
さらに言えば、セキュリティコードは何回間違ってもロックがかからないようですので、カード番号と有効期限だけ分かってしまえば、後はセキュリティコードを000~999まで入力すれば突破できてしまいます。
セキュリティが甘すぎてヤバいですね…
これはPayPay(ペイペイ)に登録している人だけの話ではなく「クレジットカードを持っている人全員が不正利用の被害に遭うリスクがある」ことを理解しておく必要があります。
「PayPay?パイパイ?なにそれ?」って人でも、クレカ情報がどこかで盗み取られてしまったらPayPayに登録してなくても被害に遭う危険性があるため注意しなければいけません。
そもそも、クレジットカードのセキュリティコードがカード裏面に書かれている仕様自体どうなのかなって思いますけどね。
ちなみに、今回のクレジットカード不正利用についてPayPay公式は「お客様の携帯電話やクレジットカードを知りえるご家族様や知人のかたの利用の可能性についてご確認ください。」とのことです(笑)
まずは、身内を疑えってことですね。
2)第三者に送金してしまう危険性
PayPay(ペイペイ)の支払い方法は、「QRコードを自分で読み取り金額を入力して支払う方法」と「バーコードをお店の人にスキャンしてもらい支払う方法」の2つがあります。
QRコード決済の場合、下記の画像のようにQRコードが貼ってある紙を自分で読み取り支払うのですが、このQRコードの上に「偽のQRコードを貼られていた場合、間違って知らない相手に送金してしまう危険性」があります。
実際に中国では偽のQRコードを貼り替える詐欺が横行しています。
PayPay(ペイペイ)には個人間送金という機能があり、受取り側のQRコード(マイコード)をスキャンすることで自分のPayPay残高を友達に送ることができます。
このマイコードがお店にあるQRコードの上から貼られていたら…全くPayPay(ペイペイ)を使ったことがない人であれば誤って送金してしまう危険性がありますよね。
他にも、PayPayそっくりのフィッシングサイトを作り、誤って送金してしまったり、個人情報が盗み取られる危険性もあるかもしれません。
日本ではまだ被害報告は聞いたことがないので大丈夫だとは思いますが、お隣の中国では実際に被害に遭う人がいるため、今後この手の詐欺が出てくる可能性はありますね。
3)通信障害で使いものにならない危険性
PayPay(ペイペイ)に限らず、QRコード決済サービスは「ネットに繋がっていない状態では使えません。」通信障害などでネットに繋がらない場合、PayPayで決済はできません。
例えば、地震や台風などの、何らかの災害時にネットが遮断される、コンビニのWifiも使えないとなった場合、PayPay(ペイペイ)で決済ができないため何も買うことができません。
今はそれほど気にする必要はないですが、これから先、キャッシュレス化が進み、現金を持たない生活が当たり前なった時こそスマホ決済アプリの危険性がわかるはずです。
4)アカウントを削除できない危険性
Twitterで「PayPay(ペイペイ)でクレジットカードが不正利用された」といったツイートを見て不安になりアカウントを削除しようとした人もいるのではないでしょうか。
実は、PayPay(ペイペイ)には「解約」や「アカウント削除」といった機能がありません。また、携帯電話番号の変更や削除、紐付けを解除する手段も提供されていません。
アカウントを削除することはできませんが、氏名などの情報は、アプリから変更すればデータベース上からは削除することはできます。
クレジットカード情報を削除したい場合は、画像にあるゴミ箱のアイコンをタップすれば消すことができます。
PayPayを最も安全に利用する方法
2)3)4)の危険性については、QRコード決済ではなく「バーコード決済にする」「現金を持ち歩く」「クレジットカード情報を削除する」で対処できると思います。
問題はPayPay(ペイペイ)にクレジットカードを安全に登録する方法です。
そこで私が思いついたのが、「クレジットカードを登録するのではなく、使い切り型のプリペイドカードを登録する方法」です。
実は、PayPay(ペイペイ)にはクレジットカードだけでなく、デビットカードや一部のプリペイドカードも登録することができるのです。
直接クレジットカードを登録するより、プリペイドカードを登録した方が、より安全にPayPayを利用できるのではないかと思います。
危険)PayPay←クレジット
安全)PayPay←プリペイドカード←クレカ
プリペイドカードでオススメなのが「楽天バーチャルプリペイドカード」です。
楽天バーチャルプリペイドカードは、インターネットでのお支払い専用プリペイドカードで、購入時に決めた金額(500円~30,000円まで購入可)しか使えない「使い切り型」です。
使い切り型のため、「使いすぎの心配もありません」し、「よく知らないサイトにカード番号を入力するが不安な人」でも安心して利用できるメリットがあります。
楽天バーチャルプリペイドカードはクレジットカードと同様に「カード番号」「有効期限」「セキュリティコード」が発行されます。仮に、外部にカード番号が盗み取られた場合でも、使い切りのため購入した金額以上を不正利用されることがないので安心です。
PayPayに直接クレジットカードを登録するよりも、必要な分だけ購入できる使い切り型のプリペイドカードを登録した方が安全です。
ちなみに楽天バーチャルプリペイドカードは楽天カードがないと購入できませんので、楽天カードをお持ちでない方は「ポイントサイト」経由で発行されることをオススメします。
ポイントサイト経由で楽天カードを発行することで、楽天ポイントとは別にポイントサイトのポイントも数千円分貰えるためお得です。
詳しくは下記の記事を参考↓
楽天バーチャルプリペイドカード購入に関する記事は下記を参考になさってください↓
まとめ
PayPay(ペイペイ)の危険性と最も安全性に利用する方法についてご紹介しました。
それではまた!